アスパラガスは、冬に栄養を蓄えた根が
春から夏にかけて伸び出す茎の野菜だ。
出始めとなる今の時期のものは、特に甘味が強い。

一年を通して手に入るトマトだが、
実は高温多湿に弱く、春から初夏と秋がおいしい。
抗酸化作用があるリコピンも豊富に含まれている。

えんどう豆の若いさやの「さやえんどう」。
シャキシャキ食感が魅力なので、
上手に茹でて味わおう。

春獲りのかつおは「初鰹」と呼ばれ、古くから
親しまれてきた旬の食材だ。赤身が多く、
サッパリとした味わいが楽しめるのは、この時期だけ!

通常より早く収穫する「新ごぼう」。
やわらかくてほのかな甘みがあり、香りもよい。
なんといっても食物繊維が豊富な食材だ。

まだこは産地によって旬が違い、
瀬戸内海では初夏から夏、三陸では冬など。
その触感を楽しめるメニューが定番だ。

春キャベツは、葉が柔らかくてみずみずしい。
フレッシュな食感を楽しむなら、
サラダで生食してもおいしいぞ。

春野菜の代表ともいえる筍は、
食物繊維が豊富でヘルシーな食材。
鮮度が重要なので、掘りたてをゆでて食べよう。

春先に獲れる真鯛は体がピンク色で
「桜鯛」とも呼ばれる。
秋にもおいしいが、春のお祝い時に食べたい魚だ。

ピリッとした辛みと爽やかな香りのクレソンは、
路地栽培であれば春が旬。
肉に添えるだけでなく、料理としてもオススメだ。

ゴーヤーの魅力は、その栄養価。
ほどよい苦みで食欲増進と、
豊富なビタミンCで疲労回復に期待できる。

鯵は「味がいい」ことから「あじ」と名付けられた
と言われている。この時期の鯵は脂乗りがよく、
うま味がたっぷりつまっていることが特徴だ!